ご存じのとおり、集団的自衛権の行使を認めた安保法制は、憲法9条の平和主義を根底から覆し、この国を戦争の危険に晒しています。
北海道訴訟は、今年5月26日、札幌高裁で控訴棄却の判決が出されましたが、継続する他の訴訟に与える影響を考慮し上告を断念しました。
そこで、安保法制が違憲との判決を出させるために、継続する訴訟の支援を広げる必要があります。そして安保廃案の運動を一層強めなければなりません。
これまでの出された判決は、司法の本来の責務を放棄し、思考が停止され、コピペのような内容の判決が続いています。
今回の全国賛同者署名は、裁判所に違憲判決を求めると同時に、司法に本来の役割を果たさせる運動でもあります。
この秋には、必ず衆議院選挙が行われます。その選挙に向け、先日、市民連合と野党間での政策合意が成立しました。憲法に基づく政治の回復、すなわち、違憲な戦争法の廃棄に向けての政策が合意されました。政権構想も具体的になりました。
この賛同署名を広げることは、立憲主義回復の実践です。
賛同者を集める方法は3つ用意され、いずれからでも参加できます。
皆さまや、皆さまの周りの方に一人でも多く広げてください。電話で呼びかけ賛同を得て署名する方法もあります。広げに広げてください。
心からお願い申し上げます。
同封(添付)する書類は以下のものです。
・賛同のお願い(3枚)
・緊急要請書 (1枚)
・賛同署名用紙(1枚)
・賛同署名の方法と送付先(1枚)
2021年9月吉日
安保法制違憲北海道訴訟弁護団 共同代表 弁護士 髙 崎 暢
なお、添付書類などの詳細につきましては別記事に致しますので、ご確認お願い致します。